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臨済宗と墓のまめ知識 | 栄西(1)
栄西の系譜は早くに途絶えたのです。臨済禅師のこの活殺自在な宗風を伝えているのが我々臨済宗であるのです。臨済宗では、寺院建立の際の様々な縁に応じて、釈尊をはじめ、阿弥陀如来、薬師如来、観世音菩薩などが本尊としてまつられているのですが、座禅を行うことが仏の悟りに通じるという考え方から、本尊は一定していません。現在の臨済宗のほとんどは江戸中期に修行体系を完成した白隠慧鶴の系譜に属しているのです。
また、習慣上は般若心経や観音経などが読まれているのですが、特定の経典もたてていないのです。仏心をもって宗とし、無門をもって法門としているため、本尊にも経典にも制約がないということが、逆に臨済宗の大きな特色になっているのです。 弟子が師匠から法を受け継ぐことを、特に禅宗では重視するのです。それは、仏教開祖のお釈迦さまの悟りを引き継いでいる、ということを大切にするからと言われているのです。禅宗はお釈迦さまから二十八代目にあたる菩提達磨によって中国へ伝えられたのです。
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